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これがなきゃ生きていけないよね

と、言うことで妄想万歳。そしてごめんなさい、スライディング土下座ー



成葉は明日から若干死に絶えてきます
楽しいといいな!な!!





以下、駄文ですよよよー



「…たまにはギルド狩りの企画でも立てるかな」
とある穏やかな午後。ギルドの溜まり場で武具の手入れをしていたギルドマスターの何気ない呟きだった。
「久し振りですね。楽しそうですし、賛成ですわー」
ナイトから少し離れた位置でお茶を飲んでいたプリーストは「ねぇ」と傍に佇むアサシンに同意を求める。
アサシンの少女は一瞬眉を顰めたが、楽しそうに微笑んでいるプリーストに対しては無表情で頷いた。
「しかし、忙しい奴ばかりだからなー……」
ギルドには溜まり場こそあるものの、此処に皆が集まる事はほとんどないと言っても過言ではない。
現に今も三人しかいない。五人いればいい方だ。
会わないからと言って、仲が悪いわけではない。個人の自由を尊重するギルドなのである。
大聖堂や騎士団に仕える者、世界を放浪する者、狩り場に籠るもの、商売をする者。
ギルドに所属している人間は様々だ。
「たまにはいいじゃないですかー。皆お祭り大好きですから、きっと集まりますって」
のほほんと云うプリーストに尚もナイトは唸った。慎重派のマスターである。其処がいいところなのだが。
じゃあ、とプリーストは続けた。うふふと笑いを一層深めて悪巧みをする様に言った。
「こんなギルド狩りはいかがです?」

次の日、ギルド告知にこんな知らせが新たに追加されていた。
“明後日、ゲフィンダンジョンにてチーム戦にてギルド狩り開催。優勝チームには賞品あり”


これはAから始まりeで終わる或るギルドのお話。

by vrougev | 2009-09-09 21:21 | Life