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ダークまっしぐら

ぶ、文芸誌用のを微妙に書き始め(遅っ!!)ているのですがga・・・
いつの間にか薬屋じゃなくなってる件について・・・・
え、これ暗くね?終わりよければ全ていい・・いいか!?
しかも気がつくと登場人物の兄の台詞が「だねぇ♪」とかなってる・・。
音符いらNEEEEEEE!!!!
どうみても感化されてます。本当にあ(ry
えっと三枚、書けるでしょうか・・・・・微妙・・・(´・ω・)ごめんよ、皆

あぁ、きら☆まじも更新しなきゃ・・・やることいっぱいです・・・
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by vrougev | 2007-03-31 15:26 | Life

あいたたた、歯痛たた

抜いてきましたー。マジ死ぬかと思った・・・。
麻酔量が多かったらしく眩暈ガンガンしたりとか、途中で麻酔が切れて絶叫したりとか。
まぁ、痛いですけど終わりましたーヾ(゜▽゜*)〃
後三本残っているのは内緒

・・・・痛いです。えぇ、痛いです。
明日は消毒に行かなきゃ駄目らしいです(´・ω・)リアフェス行きたかったのにな・・・
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by vrougev | 2007-03-30 20:09 | Life

(´・ω・)ネタなしDAY

特にこれといって話すことも、語ることも無い今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

うーん・・本当に何も無いんだよね・・・。

あぁ明日ね、歯抜いてきます。悶絶して死んでなければ、きら☆まじ更新しますよ。

うーん・・

あぁ、八弾が出て大分ファイル内も変わりましたよー。
e0033318_131312.jpg

えぇと、上から順にですね。
うわぁ・・なんて黒ファイルが多いんだ・・・。
黒、大好きっ子ですからねっ!!自虐的でありながら強いんですよぅ♪
内容はタイトルから察してください。一番上はメイン。後は遊びファイル。
3は後で消す。フィス入りファイルで勝っても何も嬉しくない天邪鬼なお年頃なんです(マテ

・・・・ふぅ。明日からまたアリーナ通います・・。


えっと、ごめんなさいです。色々迷惑掛けてしまいました・・・。
今度からもっと節度あるものにしますね。

こちらこそこんな駄サイトに通ってくれてありがとうです。

今後ともよろしくお願いします。
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by vrougev | 2007-03-30 01:42 | Life

変態バトン

せっかくならバトン全部消化しちゃおうぜ!!って事でこれ。
もう一個は完全封印させていただきますっ!!あんなもん答えられるかぁぁぁ!!!

てことで変態バトン。まぁ・・行きますっ!!

★あなたの変態度を表すなら1~5のどこ?

・・・・・3といいたいところですがきっと3じゃ周りから反発が来そうです。
さ、3,5で許してもらえませんかね?だって上には上がいっぱいなんだよ?

★あなたはどちらかといえばSとMどっち?

Mかなぁ。TPOによって使い分けるとか言われたりするんですけどね・・・。
言葉による自虐性がある人はMらしいのでMで。
あぁ、でも・・返答に困ってしどろもどろの友達を見るのは楽しいから好きよ?w

★放課後に教室で二人っきりor新婚、どっちが萌?

絶対教室!!
放課後の教室って何処となく寂しいじゃないですか。
寂しい中で起きる何かって惹かれません?
新婚だと何起こっても『新婚生活』の一部になってしまうので・・萌えないなぁ(ぇ

★可愛いことかっこいいこ、どっちがタイプ?

カッコ可愛い子に決まってるじゃないですかぁー♪

★縛るのと、縛られるのどっちが好き?

どっちでも。あんまり当事者になる、ならないには興味が無いんですよね。
縛られた子を観察するのは面白そうだと思うのですが・・・・・って、あれ?

★濡れた瞳と乱れた服を見て、最初に思うことは?

最初に思うも何も・・なにがあったんですか、と聞きたくなりません?
とりあえず直せる範囲で衣服を直すかなぁ・・。
急に出てこられても何も思えませんよね?w

★これなら誰にも負けないという変態自慢は?

服着ているほうがいいなー。縛るなら鎖がいいなー。

・・・こうですか、分かりませんorz

★ぶっちゃけあなたは何フェチ?

鎖骨フェチ。ちらみせとか結構・・ね♪(何)背中とかも結構好きです(ぅぁ・・

★ここまでの自分の回答を見て思うこと

痛い子具合が良く分かりますね!!・・・・でも、結構語れないもんだなぁ・・。

★これを回す変態かも知れない人たち

・原口様
・山橿様
・未霧様
・ひよ様
・ゆり様

・・・・・強制じゃないんで、もしよろしかったらお持ち帰りくださいませ。
とりあえず今からこれ回したやつをフルボッコしてきます(ぇ
でわ|ω・)ノ”また夜にでも
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by vrougev | 2007-03-29 12:58 | Life

最新バトン

原口様からバトンを回していただきました。ありがとうございます。
ホントはもう二本ほど溜まっているのですがこちら答えさせていただきますっ!!

[最新バトン]

※※※バトンのルール※※※

①回って来た質問の最後に、自分の考えた質問を足して下さい

②終わったら必ず誰かにバトンタッチしてください

③まとまりないエンドレスバトンなのでどんな質問を加えてもOKです。

④バトンのタイトルを変えないこと。

⑤ルールは必ず掲載しておいてください


●このバトンをやってもらう5人

・祇園様

・夕霧様

・朝霧様

・ゆゆ様

・海斗様

まぁ・・無法陣メンバに・・orzごめんなさい、友達いないんです・・・

●最近のマイブーム

サントラをガンガン掛けながらの読書。集中できねーだろといわれそうですが結構できます。

●最近ショックだったこと

見事に爪の中を切った事・・・痛いよぅ(´・ω・)

●最後にお酒を飲んだのは「いつ・どこで」ですか?

え・・・・み、未成年なので・・・答えるのはちょっと・・・(ぇ

●最近始めたいな…と思う勉強は何?

数学・・・・あぅぅ、聞かないでぇぇ・・・・

●年末年始の予定は?

とりあえず挨拶。MMO巡って全ての友達に「あけましておめでとう」かなぁ?

●大好きな少女マンガを5つどうぞ。

・毒姫

・ゴットチャイルド

・ファンファン工房(タイトル間違ってるかも

・桜蘭高校ホスト部

・黒の太陽、銀の月

見事なまでに恋愛要素が無いぜHAHAHA

●今年を表す漢字を一つ

『忙』・・ほんとに多忙なのですが・・・。

●何歳ですか?

TPOによって変化しますっ♪(ぁ

●好きな色は?

モノクロ系ですかね・・。あ、でも最近身の回りが何故か紺と紫に侵食されてます。

●好きな芸人は?

アンジャッシュとかいいと思いますよ。渡部と・・・小島だっけ?

●身長は何センチですか?

164・・位だと・・。あ、163だったかな?そんなもんでしょ。

●今年やり残したことはありますか?

人生なんて遣り残しの塊ですよ?

●今食べたいものはなんですか?

千疋屋のアフターヌーンセットもしくはフルーツパフェ。また、おごってくださいねっ♪

●寝る前に必ずすることは?

CDを掛ける・・かな。サントラ、もしくはRAGFAIRという範囲の狭さですが・・。

●大好きなあの人に一言!

ありがとう、ありがとう。これからもよろしくお願いしますっ!!

●最近とても嬉しかったこと

・・・・・・ない・・かも。

●好きなタイプ

優しい人がいいですね。後、誠実さかなー。

●ストレス発散法は?

歌う。もしくは声を張り上げる。イライラを全てPCで打ち出す、も可。

●世界中で一番大切なものは?

・・・・・生ききってから考えますよ。

●バトン回してくれた方にメッセージ

いつもいつも迷惑掛けてばかりでごめんですー。何かあったら気軽に連絡してくださいなっ♪

●今の生活の気分は?

気分?んなの自分の好きなことしてたら気分なんて言い訳で・・・・はい、完全な夜型ですorz

●最近見た夢の内容はどんなものでしたか?

ネズミーランドで急に『敵襲っ』とか言われてショッカーみたいなのがわらわら。
正義の味方如く現われたのが某創作同好会一同でショッカーを蹴散らしていく。
それを自分はのほほんと見ていたという・・・・・・どんな夢だよ(´・ω・)

●最近遊んだのはいつ・どこで?

21日ですかね・・・。某大型漫画店に。
また行きましょうね.。゚+.(・∀・)b゚+.゚

●好きな楽器は何ですか?

ユーフォ二ウム。Euphoniumですよ!!マイナーだといわれようと大好きですっ!!

●最近マイブームな曲は?

Persona3のサントラよりタルタロス階層の曲の聞き分けしてます。
一階と六階の区別は付くが後が難しいんですよ・・・・。
好きな曲は、と聞かれたらRAGFAIRの『白い天使が降りてくる』
加藤さんのサビに萌え死にます(ぇ

●最近の趣味は?

精霊に餌やりながら
「どうすっかなー。このファイルじゃ猫耳に勝てねーよ」と愚痴りつつ
マリカ、もしくはポケモンの銀。

・・・・はいはい、堕落生活、堕落生活orz

●好きなCP。オリジ、版権どちらも。

うー・・あんまりそういうのは嵌らないので・・・今はなんとも・・・。

●好きなキャラは?

今はですねー
アルフォンス≧ヴォルアグニ・・・越えられない壁・・・ガルディレア
うわぁ、なんかダメな感じ(´・ω・)モウダメポ

●自分がおもう自分の印象
 
堕落した人間。これ以外当てはまる言葉はないでしょーw

●自分が今までハマったモノ

EB→損壊→メイプル→トリスタ→ECO→マビノギ→アルテイル・・・・
                              ↑
                            今この辺
まぁ、もっとやってたりしますけど。冷めたり燃えたりの繰り返されたりなので・・・。
そう思うと、前三つは長かったなぁ・・・。

回答完了^^>あ、何か一つ付け足すんでしたっけ?んーじゃぁ・・・。

●これだけは譲れないモノ

を付け足してお答えくださいませー♪
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by vrougev | 2007-03-29 12:35 | Life

負っけ続けーorz

アリーナで負け、レベルアップしてきました。ようやっと21です。
その後フリーで一戦して再び速攻負けして気落ちしました。なかなか弱点が克服できません。
冥王は気難しいのです(´・ω・)おま・・食べすぎ・・・。

メイプル行って来ました。全然地形が分からずポカーン状態。
どっちにしろ120で転職らしいのでvルージュvには関係ありません。
母の転職には付き合うかもしれませんが。
いやぁ、しかし・・何処見ても房ばっかwwwwある意味では凄いですよねww

あ、右手の親指絶賛流血中です(ぇ
正確に言えば流血は止まってるのですが生爪が微妙に剥げ、かなり痛いことになってます。
キーボード打ちにくい、うちにくい(´・ω・)シャーペンが痛くて持てないもんよ
何でなったかは・・・思い出したくないので省略。あぁ、怖い;;

只今、お財布に2k。ローソンで買えるWMは2kから。

・・・・・・(´・ω・)電撃魔王欲しいぜ、ママン

暫く金欠人生は続きそうですよ。
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by vrougev | 2007-03-29 01:52 | Life

( ゜д゜)

ラヴァート ヒーローズ

(  д ) ゜ ゜

新しいゲームらしいです・・。けど、けどっ!!

これよりも観戦機能実装をお願いしm・・・・(*゚ー゚)=○)゚O゚)

まぁ、アルフォンスカッコイイからいいか(マテマテ

それに・・アフェエミナとビスティアだと!?
アフェエミナが勝つに決まってr・・・アフェエミナ、月公国がいないとダメな子でしたorz
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by vrougev | 2007-03-28 18:15 | AlteilⅠ考察モドキ?

少女オワタ\(^o^)/

どうやっても魔法少女では勝てる気が起きません。月公国も厳しい・・・。
トップブリーダーとお犬様ならまだいけます。この辺はファイトです。

指揮官なんて中型なのに終わってる気がします・・\(^o^)/

StSがあそこまで強いとAGI関係ない気がしますね。
StSの発動順番もAGI早い順なのですがどうみてもAGI4のフィスが真っ先に動きます。
(´・ω・)お願いだから無双のスキルもStSにして・・射られて行くおっさんカワイソス(・ω・`)
今回せるファイルは固定化しているような気がしますよ・・うん。

と、アルテイルの話は此処まで。

きら☆まじとm・b・wを更新しましたー。どちらも微妙ですが・・特に後者。
えっと、時間が止まってるって事です。あ、ならtimeのほうが良かったのか?
・・・・説明している自分が情けなくなってきました(´・ω・)ノアイ アム イタイ子
まぁ、次回も・・お楽しみに?・・・・・・・モウダメポorz

あ、後今日からメイプルストーリーで四次職実装らしいです(`・ω・´)
・・・・・・vルージュvまだ85なのですが・・・・(´・ω・`)
止めないと経験値吸っちゃうからあげちゃダメって。母が戻るようなら私も戻らなきゃかなぁ・・・。
因みに三キャラ作れるのですが成葉のキャラクター達はですねー。
プリ(殴りヒーラー)、氷魔(氷特化)、プリ(vルージュv)
・・・・・魔法使いだらけ(・ω・`)マホウ、カッコイイジャマイカ。えぇ、魔術師マニアですよっ!!
無法陣メンバは戻らないらしいので前二つは凍結したままかな。

とりあえず情報待ちですな(-ω-)ノ”メンテ長すぎぃー
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by vrougev | 2007-03-28 17:24 | Life

九話   RUN AWAY!!   8

泥酔した王の肩を持ち、ある国の魔法使いは苦笑する。
「王様、少し飲み過ぎたのではありませんか。これでは気分が悪くなってしまいますよ」
「んなことない。もう少し飲める位だぞー」
「お歳だということをもう少し自覚してください」
そういう魔法使いも顔を朱に染めているので人のことは言えない。些か悪乗りし過ぎたか。後の祭りである。二人は千鳥足で部屋へと向かう。
魔法使いは年老いた王の嬉しそうな酔い顔に僅かに顔を綻ばせる。君主の笑顔など久しく見ていなかった気がするからだ。王宮魔術師であり側近である彼ですらも常に公務に追われ、額に眉間を寄せている姿しかみていなかった。
子供みたいに無邪気に笑い酒盛りをかわす姿はそこいらの老人と変わらぬ。だが、それでいいのではないかと魔術師は思うのだ。幾ら国王とて人。民と変わらぬのだ。
よいしょ、と再び肩を背負い直し、一歩を歩み・・気がつく。
なんだろう、身体がだるい。
だるいという言葉は少し間違っている。重いという語も何処か当てはまらない。では何か。
自由を奪われている。それは自覚と共に急激に魔術師を襲った。
手が、足が、意識が動かない。力が抜け、倒れこむように跪く。
「なっ・・・」
そう声を上げるのが精一杯だった。
ゆっくりと意に反して沈んでいく身体を支える事もできず、地に臥っする。
「おっ・・ぅ・・」
彼と共に倒れた自らの君主を呼ぶ。気をつけてください。これは。紡げずに。
芳しい香と共に世界は暗転した。

「ロー君の馬鹿ぁ・・・。僕だって美味しい料理食べたかったのに・・」
全ての料理を一口ずつ社交辞令にも満たない程度食べ、早々と部屋へと引き返してきた。
部屋に戻ったところで気付け薬を使いフィーリを起こし、以前作っておいた簡易食の封を切る。干し肉と乾パン。乾パンには食べやすいように牛乳を浸したものをフィーリに渡す。
「・・酔う方が悪い。それとも食べたくないか」
「食べるよぅ♪食べないはずないじゃないかぁー♪あ、お砂糖頂戴ー♪」
黙って砂糖を渡すと一袋全てを注ぎ込むフィーリにロジェはため息をついた。既に牛乳はざらざらとした砂糖の海と化している。
「・・身体壊すぞ」
「美味しいからいいのー♪甘いものは疲れた身体の特効薬だもんっ♪酔って疲れたの♪」
だからと言って甘味をそこまで食したいとは思わない。そうか、と投げやりに答えロジェは干し肉を齧る。まだ身体が酒臭い。部屋に戻り服は着替えたのだが、あそこまで凄いと染み付いているのかもしれない。食べ終わったら浴槽に湯を張るかと考える。
時間は山ほどあるのだ。二日間何もすることが無いのだから。
「ロー君はどう思う?」
「何がだ」
内容の含まれていない問いに答えられるわけもなく、ロジェ問う。
「僕達を此処に派遣した理由。おかしいと思わない?理由もなしに行ってくれ、って言われたのは初めてだよ。それに父さんがサボるのは分かるけど飛鳥はああ見えて仕事熱心だからね。式典とかで姿を変えてまでして変わり身やるほどだし・・それに・・」
そこまで言ってフィーリは弾かれたように椅子から身体を起こした。ロジェも剣を掴む。
その気配は廊下から。間違いなく何かが起こっている気配。殺気に似た狂気。
「フィーリ、隠れていろ」
「・・・分かった」
こん、こん、こん、
言葉と同時に扉がノックされる。声音は女性のものだった。
「ルームサービスで御座います。中に入れて貰えませんでしょうか」
「・・三人いる。女性一人、男性二人・・」
察したフィーリの声に頷くと、ロジェは声を上げる。
「ありがたい。王は今眠っているんだ。静かに入ってくれ」
かちゃり、と音立ててドアノブは捻られた。
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by vrougev | 2007-03-28 12:47 | きらきら☆まじしゃん【休止中】

第二文   years

馬鹿弟子の師は街から遠く離れた森の中の小屋に居た。古びて今にも崩れそうなログハウス。
歩くたびにぎしぎしとその前兆を見せるこの家でため息とともにティーカップを傾けていた。
白い肌、白い髪、赤い瞳。アルビノの青年。開いた本から目を離す事はない。
「いつになったらあのガキの馬鹿は治るんだ」
それは独り言。親のような心配と他人の呆れと苛立ちが混じった声で。
「治んないサ。馬鹿さ加減だけはねどんだけ経ってもね」
師の家には一人の来客者が居た。腰に差す二本の短剣と、背に担がれた大剣。露出度の高い鎧。
覗く浅黒い張りのある肌には細かな傷が何本も刻まれている。太陽のような瞳で女剣士は笑った。
からから、と強気な女性の笑い声。師は眉を不愉快だといわんばかりに寄せながらの呟く。
「黙れ。何故お前は此処にいるんだ。失せろ、呼んだ覚えは無い」
「はいはい、分かった分かった。でも、親しい仲にも礼儀ありだよ?」
呟きにしては些か長い罵倒言葉も剣士はさらりと流してゆく。言葉とは裏腹によいしょ、と大剣を床に置き椅子に腰掛ける。疲れたようなため息に彼女は再び笑った。
「いいじゃん?長い付き合いなんだし少しぐらい。これから仕事なんだって」
「仕事?・・・討伐か」
討伐されて来い、という師の嫌味に答えることもせず上機嫌で剣士は高足を組む。
「そうそう、討伐、討伐。それもアノ砦に湧いた敵サ」
「あの砦?・・・・もしかしてヤイロの砦か!?」
「当り!!」
本から目を離して身を乗り出した師は再び椅子に身を埋めた。ロッキングチェアーは主人を優しく受け止める。師はというと天を仰いでいる。
「そうか・・あの砦にも敵が湧くようになったのか・・」
その昔、人間と魔族の間で大きな戦争があり、ヤイロと言う男がこの世界に存在していた。人が住む街と森を守るためにその男と仲間達が守った砦、それがヤイロの砦である。
昔の話だ。それがどの位前なのかは思い出せないが。
ただ言えるのは彼らはまだ此処にいて、ヤイロは此処にいない。
「嫌な話だ」
師は言い放つ。苦々しく嫌な事を思い出したかのように。
「さって、あたしは討伐に行ってきますかねぇー」
剣士ギルドの命令なんでね、と女は立ち上がり、うきうきと重そうな剣を背負う。
「お前、本来は命令する側だろう、最高権力者。この戦闘馬鹿が」
「言ったろう?馬鹿さ加減は治らないものサ」
にぃと笑う。その笑みは若い女性の笑みと言うよりも全てを悟った仙者の微笑であった。
「あれから何百年経とうと・・ね」
冷めた目で師は言い放つ。
「さっさと行け、婆なんぞ見たくない」
だが、その裏にあるものを知っている。
「爺に言われたくないね。いい加減滅んだらどうだい?」
言い返したところでこの日初めて師は笑った。
笑うというよりも企んでいるかのようににぃ、と口元を吊り上げる。
「戻ったら私にも砦の報告をくれ」
「あぁ、嫌と言うほど婆の顔を拝ませてやるサ」

年月という枠から外れた人々のお話。
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by vrougev | 2007-03-28 12:18 | 小話